
資産運用初心者が欲張らず長期運用が基本
資産運用初心者が短期売買を行うのは自殺行為
資産運用・投資と聞くと、株やFX、今だったらビットコインなどをイメージする人も多いと思います。
ただ、こういった動きが大きい金融商品はリターンが大きい分、リスクも大きいというデメリットがあります。
そのため、こういった金融商品は投資ではなく投機だという投資家もいるほど。
こういった金融商品は資産運用初心者が手を出すものではありませんね。
どんなものでもそうですが、初心者のうちが一番失敗しやすいですから。
そして、FXや株などの投資は負けるときのスピードも早ければ負けたときの金額も大きくなりがち。
FXや株などで初心者がいきなり短期売買を行うのは自殺行為と言っても過言ではありません。
年利数%狙いの長期運用が基本
どの金融商品で資産運用を始めるにしても、初心者は年利数%を目指して長期運用を行うのが基本。
資金が100万円で年利5%を1年運用すれば5万円増えて戻ってくる形ですね。
『1年かけてたったそれだけっ!?』
と株やFXを考えていた人なら思うかもしれませんが、5%でも1年経ってもほとんど増えない預金と比べたらかなり利益ですよ。
もちろん、投資は預金と違って逆に減ってしまうリスクもありますが。
なので、短期売買はもちろん、長期運用であっても最悪マイナスになってもダメージが少ない余剰資金で行ないましょう。
そして、精神的にマイナスを受け入れられないようなら資産運用行う前にまずは自分自身と向き合うべきですね。
現在の出費を見直し、そして将来的にどんな風にお金が必要なのかをまずはしっかりと考えましょう。
初心者でも長期投資が行える主な投資方法
- 株やFXなどの長期運用
- 投資信託
- 金などの貴金属
- ソーシャルレンディング、投資型クラウドファンディング
長期運用の資産運用といえば、やはり投資信託が一番有名ですね。
毎月積み立てて30年後にガッツリと資産を増やすといったイメージで色々な投資本でも紹介されています。
あとは現物だから手堅いと金やプラチナといった貴金属は昔から一定数の人気。
どちらも特に投資の知識がなくても積み立てるだけで放ったらかしで資産運用が行えるので初心者向き。
もちろん、資産が減るリスクもありますが投資の中では低め。
また、さらにリスクが高くなりますが株やFXをスワップ金利狙いで長期保有するという方法もあります。
投資信託や金よりはリスクが高いですが、その分、当たるとリターンも大きいのが特徴。
あとは最近ではソーシャルレンディングや投資型クラウドファンディングというものも出てきました。
名前の通り、クラウドファンディングの投資版ですね。
資産運用をしたい個人と資金調達をしたい国内外の企業をマッチングするという形。
なんだか難しい感じがしますが、簡単に言えば出資者を募って企業を応援していくというものですね。
なので、その企業が成功すれば資金が増え、失敗すれば資金が減ります。
資産運用初心者が選ぶならこの4つですね。
他にも定期預金や外貨預金といったものもありますが、これらはリターンが低過ぎるので投資としてはイマイチ。
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