現状は厳しいくりっく365(取引所FX)に未来はあるのか?

くりっく365(取引所FX)の未来について

くりっく365の一番メリット税制優遇はなくなった

税金の有利さはなくなった。

くりっく365(取引所FX)と言えば、一番の特徴は税制優遇(税金が有利)。

店頭FXよりもスプレッドが広い・別に取引手数料がかかるというネックがありましたが、この税制優遇がそんなデメリットも吹っ飛ばしてくれました。

コストはかかるが、税金がたくさんかからればかかるほど、手元に残すお金は多かったので。

特にたくさん稼ぐトレーダーや大きな資金で中長期投資する大口トレーダーから人気がありました
この頃はくりっく365も店頭FXほどでないにしろ潤っていましたね~。

しかし、それも今や昔。
店頭FXもくりっく365と同じ税金体制となったため、そのメリットは失われてしまいました。

果たして大きなアドバンテージがなくなってしまったくりっく365に未来はあるのでしょうか?

店頭FXに対抗して手数料無料になったが・・・。

なのにスプレッドは広がった。

くりっく365の未来を考えるのなら、現状のくりっく365を分析する必要はあります。

税制優遇がなくなってしまったくりっく365ですが、何もしないでただ手をこまねいていたわけではありません!

一番の大きな変化は店頭FXと同じく、取引手数料を無料にしたことですね。

税制優遇があった頃は頑なに取引手数料有料の姿勢は崩しませんでしたが、ここに来てついにその牙城が崩れたわけです。
全社が取引手数料0円というわけではありませんが、その過半数が0円になりました。

ただ、なぜかせっかく手数料0円にしたのに、その分、スプレッドを広げてしまったのですよね・・・。
0円にしたことでせっかく店頭FXとコストが対抗出来ると思ったのに、スプレッドを広げてしまっては意味がありません。

ここは両者のスプレッドを比較してみれば一目瞭然ですね。
店頭FXとくりっく365の両方を取扱っている証券会社もあるため、そこで比較してみればすぐに分かります。

ダンゼン店頭FXの方が狭いですから。
いくらくりっく365の方が透明性・公平性が高いとはいえ、この差は大きいですね。

くりっく365ラージも登場したが・・・。

くりっく365ラージも今一歩。

そんな中、登場したのがくりっく365ラージ。

くりっく365ラージとは、簡単に言えば大口の取引することでスプレッドを狭くするといったもの。

正確には言えばくりっく365とは別の投資商品ですし、細かいルールの違いもありますが、だいたいこんな認識で問題ありません。

これでついにくりっく365にも未来が見えて来たかっ!?・・・と思ったのですが、なぜかまたまたラージでは取引手数料が復活しているのですよね・・・。
全く持って意味が分かりません!

せっかくスプレッドが狭くなっても、手数料が復活したのでは意味がありませんよね?
この状態では当然ながらスプレッドが狭い店頭FX業者には太刀打ちできませんし・・・。

くりっく365の未来を明るくするためにも、そろそろこの辺りの認識を改めて欲しいところです。