
FXを外貨預金代わりに使う場合の失敗しないための注意点
FXで外貨預金を行う注意点
- 普通のFX以上に余剰資金にこだわる
- ロスカットされないようにいつも以上に資金に余裕を持たせる
- マイナスになっても慌てて決済しない
FXを外貨預金代わりに使うならこの3つのポイントは必ず守りましょう。
この3つが守れないようなら損を出すなので、最初から行わないことをおすすめします。
FXで負ける最大の原因は負けたくない・儲けたいといった感情に振り回されたとき。
そのため、最悪0円(FXで0円になることはまずないですが)になってもダメージが少ない余剰資金で行うのが基本。
この辺が普通の貯金との大きな違いですね。
積立投資のように月に1万円ずつ投入するような形がベターでしょう。
また、外貨預金と違い、FXでは損が大きくなり過ぎて証拠金が減ると強制決済(ロスカット)が行われます。
これが防ぐためにも証拠金はギリギリまで取引せず、常に余裕を持たせておく状態にすることの必須。
そして、マイナスになったからと慌てて決済しないようにしましょう。
この理由については以下で解説します。
スワップ狙いの長期投資でリスクを軽減する
FXトレードのメインはそれぞれの通貨の価格差、為替差益を狙うもの。
買いポジションなら相場の上昇を狙って、売りポジションなら相場の下降を狙ってトレードするもの。
この価格差を狙って僕も短期売買で大きく稼がせてもらい、そして大きく損もしたものです(笑)
FXを外貨預金代わりで利用するならスワップ(預金でいう金利みたいなもの)狙いになるので買いポジションが基本ですね。
が、相場は常に動き続けるものなので、当然買ったときより相場が下がることもあります。
ときには一気に下降して損が膨らむことも。
短期売買の場合はこうなる前に損切りを行う必要がありますが、スワップ狙いの場合はここもじっくりと耐える必要があります。
なぜなら、日々増えていくスワップ利益によってこういった為替損をカバーすることができるからです。
スワップ金利は長く保有すればするほどどんどん増えていくもの。
長期保有すればちょっとやそっとの為替損ぐらいならカバーできるようになります。
だからこそ、日頃は持っているのを忘れるぐらい、それこそ外貨預金のような感覚で保有しましょう。
持っている通貨が危機でもない限りは。
FXで外貨預金を行うならスワップには必ずこだわる
FXを外貨預金代わりで使うならスワップには必ずこだわりましょう。
通貨によってはほとんどスワップが付かないもの、逆にスワップを払わないといけない通貨もあります。
こういった通貨をいくら長期保有したところでスワップ金利の利益は期待できません。
スワップ金利が高い通貨としては、南アフリカランド・トルコリラ・ブラジルレアルなどがありますが、これらは安定性に欠けるというネックがあります。
逆に昔からある豪ドルやNZドルは安定性は高いけど、順調に行った場合は上の3つの通貨よりも長期投資の利益が少なくなりやすいというネックが。
利回り狙いでいくか、それとも安定性でいくかは自分の性格に合わせて判断しましょう。
ただし、失敗したとしてもダメージが少ない余剰資金で行うことは必ず忘れないようにしましょう。
また、選ぶFX業者もよくあるスプレッドの狭さ重視ではなく、スワップの高さで選ぶのも忘れてはいけない。
取引回数が少ない中長期投資ではスプレッドのコストは微々たるものです。