
FX長期保有はレバレッジ1倍がおすすめについて
レバレッジ1倍がおすすめな理由
- 暴落などの大きな為替変動にも耐えやすい
- 結果、強制ロスカットされづらい
FX長期保有(スワップトレード)にはレバレッジ1倍がおすすめ理由は以上の通り。
ここ10年の為替レートをチェックしてみると分かると思いますが、暴落などの大きな変動がない全くない主要通貨はありません。
つまり、どの通貨ペアを選んだとしても、長期保有していればまず暴落などの大きな為替変動は避けられないということ。
そして、長期保有によるスワップ金利が目当てなら、高金利通貨を筆頭に選べる通貨ペアは限られます。
豪ドル・NZドル・南アフリカランド・・・どの通貨をチェックしても大きな変動が何度が起こっているのが分かると思います。
レバレッジを高く設定していると、こういった大きな変動が起こると資金が耐えられず強制ロスカット。
こんなパターンに巻き込まれる確率が跳ね上がります。
だからこそ、レバレッジは1倍をおすすめするのです。
レバレッジを大きくして貰えるスワップ金利を欲張るより、レバレッジを1倍にしてまずは損失を小さくすることの方が重要。
大きな負けを被ると資金的にはもちろんですが、心理的に大きな負担がかかるから。
そしてここから這い上がるためには強靭な精神力が必要となり、多くの人がそれに耐えられず市場から退場していくのです。
レバレッジ1倍で貯金感覚運用!・・・はおすすめしない

レバレッジ1倍で資金にも余裕を持たせ、強制ロスカットされないように貯金感覚で長期保有!
この方法はあまりおすすめしません。
というのも、貯金感覚で長期運用し、それで利益を出すには運の要素が非常に大事になるからです。
というのも、長期目線で見ると下落傾向の通貨が多いから。
高金利通貨である豪ドル・NZドル・南アフリカランドは、1980年代と比較すると全ての通貨が下落しています。
つまり、1980年代からずっと長期保有しているとそれなりの為替差損が発生しているわけ。
これをスワップ金利でカバー出来なければ長期保有した結果、利益が出るどころか損をしてしまったという最悪のパターンとなります。
そうならないためにも運の要素だけに頼らず、定期的に分析&チェックを行い、積極的にトレードに関わっていきましょう。
一番大事なポイントは暴落時の為替差損をなるべく小さく抑えること。
理想は暴落をうまく予想し、その前に手仕舞いを行い、暴落が落ち着いてから買い戻すこと。
それが無理なら常に損切りを入れておき、暴落が起こっても大きな損にならないように備えておきましょう。
また、暴落と同じく暴騰なちょいちょい起こっています。
ならば、この暴騰を利用して為替差益も狙っていきたいところです。
長期保有で基本はスワップ金利を狙いつつ、チャンスがあれば積極的に為替差益を狙うのが理想的なスワップトレード。
長期トレードにおすすめのFX会社
総合力No.1:ヒロセ通商
ヒロセ通商はスワップ・分析力・スプレッドの全てが高レベル。
スワップ金利は下の2社と比べると全体的には劣りますが、豪ドルとNZドルでは負けていません。
スワップNo.1:ライブスター証券
スワップ金利の高さならライブスター証券。
全ての通貨ペアのスワップの高さがFX業界最高水準です。
ただし、スプレットと分析力に関してはイマイチ。
対抗馬:GMOクリック証券
GMOクリック証券も高スワップ+低スプレッド。
チャートも優秀でテクニカル分析に関しては問題ありませんが情報力はイマイチ。
そのため、ファンダメンタル分析を行う時に困ります。