
FXスキャルピングの規制・禁止について
基本的にスキャルピング規制や禁止は行われていない

一時期、FX業界全体でスキャルピングの規制や禁止が行われると騒然となりました。
現在でもそれを心配している人も多いようですが、スキャルピングの規制や禁止はガセ情報です。
そのため、それについては特に心配することなくトレードを行ってください。
そもそも、スキャルピングを規制や禁止するとして、どういった基準で行うのでしょうか?
どこからがスキャルでどこからがスキャルでないといった明確な線引きはありませんから。
その曖昧な部分をルール化し、そしてそれを実践するには手間もコストもかかり過ぎます。
また、そんなことを行えば、スキャルピング規制や禁止を行っていない他のFX会社や業者に客が逃げてしまいますから。
仮に金融庁主導でFX業界全体で行うことになれば、多くの人が他の投資に逃げてしまうか、もしくはFXなどの投資自体を辞める人も。
そんなことをすれば倒産するFX会社が急増しますし、いくら金融庁でもそこまではやらないはずです。
だが、口座凍結されてしまうことも

上で解説した通り、スキャルピングの規制や禁止は現在は存在しません。
とはいえ、一部の例外があり、口座凍結されてしまうこともあります。
その点に関しては、どこのFX会社もだいたい規約にしっかりと表記されている場合が多くなっています。
そのため、トレード前に規約もしっかりとチェックしておきましょう。
そうすれば、そういった違反を知らずに行ってしまうこともなくなります。
規約を破って違反するのですから、それは口座凍結になってしまっても仕方ありません。
特に取引回数が多いスキャルピングを行うのであれば、そういったチェックは必ず行うようにしましょう。
自動売買で膨大にスキャルを行う人がその対象

口座凍結になる典型的なパターンが、自動売買を使って何度もスキャルピングを行う行為ですね。
何度と言っても数回単位ではなく、短い時間に集中して何百・何千とトレードを行った場合。
手動で行う場合はまず無理ですが、自動売買であればこういったことも出来るのです。
多く取引を行えば、スプレッドという名の手数料が手に入り、FX会社的にもいいのでは?
そう思う人もいるかもしれませんが、取引が集中するとFX会社のサーバーやシステムに負担がかかります。
その結果、サーバートラブルやフリーズが起こってしまう場合もあるので、FX会社側も禁止しているというわけです。