
FXスキャルピングのテクニックについて
時間帯と通貨ペアを絞る

闇雲にスキャルピングを行っても仕方ありません。
それでは利益を増やすどころか逆に損失を増やしてしまう原因ともなります。
特に初心者のうちは、通貨ペアや時間帯を絞ってトレードを行うのもテクニックの一つです。
そうすることによって、その通貨ペアや時間帯の特徴が掴めますから。
特徴を深く掴めば、それだけ有効な戦術を取れるようになります。
スキャルピング初心者のうちは、1つの通貨ペア・時間帯は1時間のみ。
これぐらい絞った方が良いです。
スキャルピング向きな通貨ペアは、値動き(ボラティリティ)が大きいものがベスト。
また、少ない利益を何度も狙っていくスキャルピングにおいて、スプレッド(取引コスト)が広い通貨ペアは天敵。
よくポンド/円でスキャルピングを行う人がいますが、この通貨ペアはスプレッドが広いので注意。
おすすめなのは、ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/ドルなど。
時間帯でおすすめなのは、21時~24時の間です。
王道はトレンドに沿ったトレード

スキャルピングのテクニックに限らず、FXトレードの王道はトレンドに沿った順張りでの取引。
上昇トレンド時は買いで、下降トレンド時は売りで取引を行うことを順張りと言います。
逆に上昇トレンド時は売りで、下降トレンド時は買いで取引を行うことを逆張り。
流れに逆らう逆張りは初心者には難しく、またスキャルピングには向いていません。
なぜなら、逆張りはどちらかというと大きな利益を狙う手法(逆にリスクも大きい)なので、小さな利益をコツコツ狙うスキャルピングのスタイルと合わないからえす。
スキャルピングを行うのなら、トレンドに沿った順張り。
逆張りを行うのであれば、デイトレやスイングトレードなどで行った方が効果的です。
移動平均線の跳ね返りを狙う

スキャルピングのテクニックの一つに移動平均線の跳ね返りを狙うという手法があります。
移動平均線の上でチャートが跳ね返っていたら買いで、下で跳ね返っていたら売りといった具合です。
使うチャートは1分足・移動平均線は75SMAが一番有名です(これじゃないとダメというわけではありません)
跳ね返りが綺麗に描けている場合に、次の跳ね返りを狙ってトレードするといったテクニックですね。
こちらも逆張りになりますが、ハマれば最も確実なテクニックという人もいるほど。
小心者の僕は逆張りはあまり行わないので、順張りをおすすめしますが、人によってはこういったやり方の方が合う人もいるでしょうね。