
ソーシャルレンディング・投資型クラウドファンディングの案件の選び方
利回りばかりに注目しない

案件の選び方で一番注意したいのが利回りばかりに注目しないこと。
資産運用で資金を増やしたいのは分かりますが、だからといって利益にばかりに捉われると痛い目に遭いますから。
利回りが高い=それだけ貸し手が付きにくく実績が弱いということ。
そして、ソーシャルレンディングには貸倒れというリスクがありますから。
また、貸倒れまではいかなくても遅延はちょこちょこと起きています。
利回りが高い=こういった貸倒れや遅延のリスクも高いということです。
高い利回りを狙うなら高いリスクもセットになるということを忘れてはいけません。
分散投資は基本中の基本
資産運用でリスク分散をするために忘れてはいけないのが分散投資。
特に長期投資がメインとなる資産運用の場合は尚更ですね。
短期売買がメインとなる株やFX以上に分散投資を意識してください。
その理由は長期運用の場合、時間という武器が利用できるから。
案件の選び方としては、投資する案件のジャンルと期間をバラけさせましょう。
一つが不動産関連ならもう一つはエコ関連など全く違う組み合わせがベストですね。
また、一つが日本の企業ならもう一つは海外の企業だと国も分けておきたい。
あとは期間も全て短期のみ、全て長期のみなどで固めずにバラバラしましょう。
できれば、ソーシャルレンディング会社も分けたい
案件の選び方の基本は分散投資。
種類・国・期間などをバラけさせると解説しました。
また、出来ればこれらを一つの会社で投資せずに会社もバラバラにするとさらに良し。
いくら案件をバラけさせようとその会社が処分でも受けたら一気にダメになりますからね。
分散投資の意味がなくなります。
特にソーシャルレンディング・投資型クラウドファンディングはまだ出来たばかりの新しい投資。
なので、まだ業界全体が安定していませんから。
実際、『みんなのクレジット』など大きな処分を受けた会社もあります。
もちろん、こういった会社には最初から投資しないのが一番ですが、こればっかりは100%見抜けるなんてことはありません。
特に新しい業界なら尚更ですね。
資産運用はこういったリスクもある程度は背負わないとできないものです。