長期投資によるスワップ金利生活はなかなかに厳しい道

スワップ金利生活について

スワップ金利生活とは?

スワップ金利生活を解説。

スワップ金利生活とは、その名の通りFXのスワップ金利のみで生活を行うこと。

低金利時代が続く日本の銀行ではなかなか難しいですがFXであれば話しは別。

豪ドルや南アフリカランドなどの高金利通貨であれば、日本の銀行とは比べものにならないスワップ金利が期待できるからです。

こういった高金利通貨を長期投資とし、そのスワップ金利で生活費を稼ぐのがスワップ金利生活の醍醐味です。
とはいえ、それを実現するのはなかなかに大変なので、その点だけは理解しておきましょう。

スワップ金利生活のための最低限の条件

  • まとまった資金
  • その資金で高金利通貨を保有

スワップ金利生活のための最低限の条件は以上の通り。
実質問題は資金のみですね。

資金さえ確保できれば、あとはその資金で高金利通貨を保有するだけですから。
いくら日本の銀行よりも高金利とはいえ、20%も30%も金利があるわけではありません。

基本的に5%を超えていれば高い方と覚えておきましょう。
となると、やはりそれなりの資金は必要。

また、長期投資において強制ロスカットされるのは避けなければいけないもの。
強制ロスカットを防ぐためにも資金が必要となります。

スワップ金利生活のやり方

  • 高金利通貨で長期投資
  • 強制ロスカット対策はしっかりと
  • レバレッジは低めに
  • 分析&チェックは定期的に行う
  • いざとなると素早く行動

スワップ金利生活のやり方は以上の通り。
基本的な流れとして、まとまった資金で高金利通貨を長期投資するのが基本となります。

通貨ペアの基本は金利が高い豪ドル/円・NZドル/円・南アフリカランド/円など。
金利が低いとそれだけ多くの資金が必要となります。

また、いくら資金が少ないからといってレバレッジを上げて対応するのは悪手。
レバレッジを上げるとそれだけリスクが高くなり、ちょっとした下落で強制ロスカットされてしまいます。

強制ロスカットは長期投資に限らず、全てのFX手法において避けたい事態。
利益どころか大きな損失を抱えるのみですから。

強制ロスカット対策のためにもレバレッジは低め(出来れば1倍)、資金も全資金トレードせずに余裕を持たせておくのが理想的です。

また、長期投資だからといって放置せず、分析&チェックは定期的に行うようにしましょう。
いくらスワップ金利生活がメインとはいえ、持っている通貨が大暴落しては資金も大幅減になってしまいます。

そのまま持ち続けて回復するまで待つという選択肢もありますが、大暴落しては資金がもたず強制ロスカットのパターンも。
その事態を避けるためにも日頃の分析&チェックが必要なのです。

危ないと感じたら素早く行動し、一旦資金を引き揚げて様子を見ましょう。