
MACDを主軸に据えたFXスイングトレードについて
MACDのみ

MACD(マックディー)は、大きな時間軸でトレードするのに向いているテクニカル指標です。
つまり、スイングトレードと非常に相性が良いテクニカル指標というわけ。
テクニカル指標をうまく組み合わせればそれぞれの弱点が補完でき、より精度が高いトレードを行うことができます。
ただし、この組み合わせが非常に難しいのですよ。
テクニカル指標ごとの相性はもちろん、分析する人との相性もあります。
この組み合わせが最高!という人もいれば、同じ組み合わせでも全く役に立たないという人もいます。
人それぞれの性格はトレードのクセなどである程度は反映されるものですから。
なので、そういった難しい組み合わせが考えるのなら、万能性が高いMACDのみをシンプルに使う。
これが一番という意見も意外と多いのです。
また、MACDは遅行性指標なので取引回数を少なくするといった効果も期待できます。
まさにシンプル・イズ・ベストといったやり方です。
MACD+RSI

MACD+RSIの組み合わせも鉄板の一つ。
どちらもスイングトレードではお馴染みのテクニカル指標です。
この二つを組み合わせて使おうというわけ。
遅行性のMACDと細かい値動きに敏感に反応するRSI。
特徴が違うそれぞれのテクニカル指標を組み合わせることでお互いの弱点を補完するのに最適。
MACDのみだと不安がある人はこの組み合わせを試してみましょう。
MACD+ストキャスティクス

MACD+ストキャスティクスもスイングトレードではお馴染みの組み合わせ。
ストキャスティクスだと期間が短くダマシが多いため、スローストキャスティクスを使うのが一般的です。
スローストキャスティクスをMACDの補助線的に使います。
取引のタイミングは二つの指標の両方からサインが出た時ですね。
二つのサインが出るまでは根気強く待つことがポイントです。
その他では、MACD・移動平均線・ボリンジャーバンド、MACD・パラボリック・モメンタムなど、3つ以上のテクニカル指標を組み合わせたパターンもあります。
当然ですが、テクニカル指標が多くなればなるほどそれだけ分析が複雑になります。
複雑な分析が苦手なのであれば、なるべく少ない数のテクニカル指標で勝ちパターンを見つけましょう。