
FXスイングトレードの勝率と利益率について
勝率と利益率について

スイングトレードに限らずFX手法全般、または投資全般で大事なのが勝率と利益率。
勝率とはその名の通り勝利した(稼いだ)割合を示すもの。
利益率は元手10万円を一ヵ月で5万円増やしたら利益率は50%。
利益率50%を1年間続けたのなら10万円は1000万円に増えます。
さて、どちらも大事な勝率と利益率ですが、FXスイングトレードでは実はそれぞれ重要度が違ってきます。
あなたは勝率と利益率のどちらが大事だと思いますか?
優先するのはどっち?

勝率と利益率で大事のはどっちか?
それはズバリ利益率です。
なぜ利益率の方が大事なのか?
例えば年間の勝率が90%で利益率が10%よりも、勝率が50%でも利益率80%の方が良いですよね?
スイングトレードに限らずFXを行う多くの人の理由は資金を増やすため。
であれば、どんなに勝率が高くても利益率が低い、またはマイナスになっては意味がありません。
逆にどんなに勝率が低くても、結果として利益率が高いのなら文句はありませんよね?
だからこそ、勝率よりも利益率を重視するべきなのです。
勝率が高くても利益率はマイナスになることはある

どんなに勝率が高くても利益率がマイナスになることは十分にあります。
例えば99回連続で勝ったとしても、その次の負けでそれまでの利益を全て吹っ飛ばす損失を抱えれば利益率は当然マイナスです。
どんなに勝率を積み重ねても大きな損失は一瞬でそれを無にしてしまいます。
特に人間勝っている時は調子に乗りやすく、大きな負けの経験がない人などはこのパターンに陥りやすくなります。
実は僕も初期にこのパターンで2度ほど大きな損失を抱えてしまいましたから・・・。
だからこそ、勝率よりも利益率の方が大事なのです。
極端な話し、99回小さな負けを積み重ねても1回の大勝ちでそれを上回る利益を挙げればトータルではプラス(これはうまく行き過ぎですが)
利益率を上げるのに大事なのは損失をコントロールすること。
負ける時は小さくが重要です。
そのために常に損切りは入れて置く方が確実。
絶対に避けたいのが損したくないからとそのまま損切りをしないパターン。
これで状況が回復すれば問題ありませんが回復しなかった時は・・・。
僕を含め、大きな損失を抱えるのに一番多いのがこのパターンです。