
FXで勝つ人はテクニカルで分析する
FXの分析方法はファンダメンタルズとテクニカル
FXの分析方法は二つ。
ファンダメンタルズとテクニカルですね。
詳しく知らない人のためにここでもう1回おさらいを。
『そんなの知っているよ!』という人はそのまま下に進んでください。
ファンダメンタルズとは経済情報を使って分析する方法ですね。
各国が発表する経済指標や経済ニュースなどから分析していきます。
逆にテクニカルとはチャート分析のこと。
過去の相場の動きを表すチャートのみで数学的に分析していく方法です。
ファンダメンタルズを使えない理由
では、なぜ勝つ人はテクニカル分析で、なぜファンダメンタルズ分析が使えないかを解説していきます。
例えば、アメリカの経済指標や経済ニュースの内容が良かったとします。
経済情報が良ければ普通ならこれでその国の通貨、ここではドルの価値は上がります。
が、みんなが事前にそれぐらい上がるだろうと予測を立てていた場合、上がるどころか逆に下がってしまうこともある。
これがファンダメンタルズ分析の厄介なところですね。
経済情報が直接変動要因になるのではなく、それに対してみんながどう思ったかで動く。
つまり、みんながどう思ったかという感情で動いてしまうということ。
これってかなり予測しづらいと思いません?
人間一人の感情を予測するだけでも難しいのに、それを大勢の人の感情を予測しないといけないわけですから。
FXではテクニカル分析が有効な理由
テクニカル分析は過去の相場の動きを表したチャートを使って行うもの。
数学的に分析し、法則性を導き出して予測していく方法です。
ファンダメンタルズが感情を予測するのに対し、テクニカルは過去の動きから数学的に感情を排して分析する。
FXに限らず、投資で勝つために大事なのは感情を排して淡々と自動的にトレードすること。
テクニカル分析はその必勝法とも見事に合致しているわけです。
テクニカルは数学的に自動的に法則を出していく分析方法。
過去の動きとはいえバカにできません。
なぜなら相場は定期的に繰り返されるから。
上がり過ぎたら一度ドカンと下がる、下がり過ぎたら再び上昇していくなどですね。
全く同じ動きをすることはありませんが、似たような動きをすることはよくあること。
そういった過去の流れから未来の動きを予測する。
それがテクニカル分析の強み。
FXで勝つ人は感情を排し、このテクニカル分析を使いこなしている人が圧倒的に多いのです。